NFT詐欺から身を守れって言われても
何からしていいかわからないなぁ。
まずは簡単な対策からやってみよう!
こんにちは、ちーです。
悪い人というのはどこにでもいるものです。
ある程度NFTの知識がついていても、対策ができていないと「ハッキングにされてNFTが盗難された!」というのはよくある事。
まだそんなに資産価値のないものだから対策なんて、と思っていても、いつ被害にあうかわかりません。
被害にあわれた方は「まさか自分が」と思っていることでしょう。
10分でできる対策があります。
ついつい後回しにして楽しい情報を追いがちですが(私も心当たりあり)、大事なNFTを守る為にも早めに対策をとることが重要ですね!
まずはメタマスクのウォレットを複数使い分ける
たくさん対策方法はありますが、無料ですぐできる方法、それがメタマスクのウォレットを複数持つことです。
メタマスクでの購入やミントなどの取引では、信頼できるサイトに接続・承認して取引完了します。
承認するということは、処理を許可するという事であり、ある程度の権限がサイト側にも与えられることになります。
信頼できるサイトももしかしたらその後ハッキングされたり、乗っ取りがあるかもしれません。
でも、都度判断できるわけでもありませんね。
怪しいサイトに接続しないことも重要ですが、もしものことがあっても守れるように、メタマスクのウォレットを複数持ち、用途によって使い分けるのが簡単で有効な防御策となります。
メタマスクのウォレットは3つを使い分けましょう
- ①普段使い用ウォレット
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信頼できるサイトに接続し利用する
- ②捨てウォレット
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信頼できないサイトの利用時、海外で情報が少ないプロジェクトミント、怪しいWL登録
- ③保管用ウォレット
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高価なNFT、販売するつもりのないNFTなどの保管
3つしか作れないわけではないので、自由に使いやすい方法で資産を仕分けしましょう。
大事なことは「資産を分散する」ことです。
また、「保管用ウォレット」に「ハードウォレット」を選ぶ人も多くいます。
メタマスクのウォレット作成は無料で出来ますが、ハードウォレットは購入が必要となります。
自分の合った形で管理しましょう。
メタマスクのウォレットを複数作る方法
- ブラウザ(GoogleChrome)のプロファイルを追加する
- 拡張機能でメタマスクをインストールする
ウォレットの追加作成方法は、2ステップです。
まず、メタマスクはGoogleChromeというブラウザの拡張機能です。(Braveでも利用可)
Microsoft Edgeでは作成できませんので、確認してブラウザを起動しましょう。
また、プロファイルを作らずにメタマスク内で「アカウントの作成」を実施しても、ウォレットを分ける事が出来ていないので、注意しましょう。
①ブラウザ(GoogleChrome)のプロファイルを追加する
プロファイルとは、GoogleChrome利用者の使うブックマーク、パスワード、サイトの設定などの保存されたデータをひとまとめにしたものです。
例えば、1台のパソコンを家族で利用していた場合、1人1人別のブックマークを使いたいですよね。
プロファイルを使い分けることでそれが可能となります。
今回は、メタマスクのアカウントを追加で作る為に、プロファイルを追加で作ります。
自分のGoogleアカウントと連携したい場合はここで「ログイン」をクリックします。
ここでは「アカウントなしで続行」を選択します。
わかりやすい名前を付けましょう。
ここでは「保管用ウォレット」と付けました。
「デスクトップショートカットを作成」のチェックは外してもOK!
②拡張機能でメタマスクをインストールする
追加して作ったプロファイル上にメタマスクをインストールします。
③プロファイルを切り替えて利用する
用途によって、プロファイルを切り替えながら、利用してください。
その他すぐにできるNFT詐欺対策
- 公式リンク以外はクリックしない
- TwitterメッセージやDiscordのDMは一旦詐欺と思いましょう
- Openseaで心当たりのないNFTは触らない
- 信頼するコミュニティに所属し、他の人の動きを知る
公式リンク以外はクリックしない
Discordや公式Twitterからのリンク以外はクリックしないようにしましょう。
TwitterメッセージやDiscordのDMは一旦詐欺と思いましょう
たくさんgiveawayに参加したりDiscordに参加していると、「当選おめでとうございます」や「WLのご応募ありがとうございました」など、本物かと思うようなアイコンで偽装されたアカウントからメッセージが来ます。
メッセージ内のリンクは絶対に触らない、うまい話には乗らないように気を付けましょう。
普段は意識していても、眠い時や時間のない時に「〇時までに登録」といったメッセージを見て焦って登録してしまったら偽物だった、という話もよくあります。
どうしても気になるメッセージの場合は、そのアカウントが本物かどうか、公式サイトでそういったイベントをやっているか等確認しましょう。
Openseaで心当たりのないNFTは触らない
購入した記憶がないのに、自分のOpenseaにNFTがある事もありますが、触らなければ消えるものもあります。
触るとすべてのNFTを抜き取られてしまう可能性もあるので、触らないようにしましょう。
出来れば信頼するコミュニティに所属し、他の人の動きを知る
各NFTプロジェクトにはDiscordやTwitterコミュニティなどがあります。
情報も頻繁にやり取りされて、交流もしやすいところが多いと思います。
でも、別のコミュニティに参加し、自分が追っているプロジェクトは第三者から見てどういった評価を得ているのか知るのはとても大事なことです。
もちろん、会ったこともないインターネットの世界のみの知り合いを全面的に調べることは危険ですが、意見を客観的に話し合える場所をぜひ作っておくととても有益です。
私のおススメのDAOをご紹介しますね。
【キャラDAO】
あるある漫画で有名なBUSONさんが管理しているDAOで、初心者に優しくNFTの様々な疑問に対する解説などもたくさんあります。
12月11日に「Shikibu World」というプロジェクトもリリースされる予定です。
プロジェクトやキャラDAOについてはこちらの記事で詳しく書いているので、参考にしてください。